気管支喘息 フルティフォームは吸入しやすさ、レルベアは1日1回を訴求
公開日時 2014/12/27 00:00
気管支喘息に用いる吸入ステロイド(ICS)と長時間作動型吸入β2刺激薬(LABA)の配合剤は従来、アドエアとシムビコートの2強市場だったが、昨年11月、12月にフルティフォーム、レルベアが相次ぎ参入した。さらに今年11月にはCOPD治療薬の長時間作動型抗コリン薬(LAMA)スピリーバが気管支喘息の適応を追加し、市場環境に変化が生じている。そこで今回は最新の気管支喘息治療薬市場に注目した。直近の14年11月の全チャネル合計の処方影響力はレルベアを筆頭にシムビコート、フルティフォーム、スピリーバ、アドエアの順。MRの処方影響力のみに着目すれば、トップからフルティフォーム、レルベアと新薬が上位にくる。両剤に関する医師コメントを参照すると、両剤とも12月の長期処方解禁を盛んに宣伝しているほか、フルテ...