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パナソニックヘルスケア 地域包括ケア睨んだ在宅医療共有システム発売へ

公開日時 2015/07/09 03:50

パナソニックヘルスケアは7月7日、「在宅医療共有システム Medicom‐HCLink」の発売を今月27日から開始すると発表した。同システムは医師、薬剤師、看護師、介護士などで構成する在宅チームに対し、訪問時のサマリや服薬状況、スタッフ間の申し送り連絡事項などをクラウドサービスで支援するもの。電子カルテシステムや電子薬歴システムとのデータ連携も可能だ。同社は地域包括ケアシステムの実現を睨み、今後5年間で約500システムの導入を目指す。


政府が主導する地域包括ケアシステムでは、医師、薬剤師、看護師などの医療職と、ケアマネや介護士など介護職との多職種連携を軸に、在宅患者一人ひとりの情報をチーム内で共有化し、きめ細かなケアを実現が求められている。


同社の在宅医療共有システム Medicom‐HCLinkは、医療・介護現場における関係者間の情報交換や連携不足などの課題解決を目的とし、在宅チーム内で共有すべき機能をパッケージ化した。具体的には、バイタルの測定値、訪問時サマリ、服薬状況、患者訪問日時、訪問看護計画書などの各種書類や写真等の画像を、チーム内の関係者がモバイル端末を使用して共有できる。また、伝言板やスケジュール管理などの機能も有している。


そのほか同社の診療所用医事一体型電子カルテシステム「Medicom-HRIII」と連携することにより、電子カルテに登録した患者特記事項(アレルギー情報など)を同サービスで共有できるほか、逆にチーム内で共有している情報を電子カルテシステムに取り込むことも可能だ。


さらに、同社の電子薬歴システム「PharnesIII-MX」との連携では、医師やケアマネージャーへの訪問薬剤管理指導報告書などの文書をPDFファイルで簡単にアップロードすることもできる。


 

 

 

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