疼痛治療薬 医師の6割以上 プロモーション活動以外で想起
公開日時 2015/10/31 00:00
株式会社アンテリオソリューション開発部長佐藤暢章ノンプロモーションの影響力で最も注目すべき市場のひとつは疼痛治療薬市場であろう。患者の自覚症状が強く、治療効果もわかりやすいためだ。実際、2010年に登場した神経障害性疼痛治療薬のファーストインクラス薬であるリリカは、疼痛治療薬を含む全市場において、「患者の声」の影響が最も強い製品である。そこで今回は疼痛治療薬(外用剤除く)について、医師の処方マインドに影響を与えている要素や情報ソースを「SOC」(ShareofChannels)を用いて検証する。医師が何かしらの疼痛治療薬(外用剤除く)を想い起こす(=製品想起)とき、疼痛治療薬では「MR」などのプロモーション系情報チャネルの影響度合いが計38%、「医師の処方感」などのノンプロモーション系の影響...