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ミクス独自調査 医師が適正使用で活用する「情報」 MR活動は高齢患者に軸足を

公開日時 2016/02/03 03:52

ミクス編集部が医師600人を対象に医薬品の適正使用に活用する情報について調査したところ、診療ガイドライン、添付文書、Web情報に続き、上位には「患者の声」「薬局薬剤師からの情報」「同僚医師」がランクされた。一方で製薬企業の「製品広告」や「KOLの発言や記事」は、適正使用情報として極めて低率となった。編集部は本結果について、医師は眼の前の高齢患者の合併症や他診療科で処方された薬剤との飲み合わせなどに注意しつつ、実臨床に寄った情報を求めており、製薬企業のMR活動も、複数診療科を受診する「高齢患者」(患者像:年齢、病期、合併症、他診療科への受診を想定した相互作用等)にもっと軸足を置くべきと分析した。

文末の関連ファイルから、「医薬品の適正使用によく活用する情報」に関する資料をダウンロードできます。2月5日まで無料公開、その後はプレミア会員限定コンテンツになります。

同調査は、ミクス編集部がエムスリー社の協力を得て、一般内科、循環器、消化器、呼吸器、精神神経(心療内科含む)、整形外科の医師各科100人(GP/HP各50人ずつ)、計600人を対象に、昨年12月16日~25日に実施したもの。

調査では、医師が医薬品の適正使用に活用する情報について、情報の入手ルートと実際の情報源について回答を求めた。情報の入手ルート(Monthlyミクス2月号参照)については、これまで編集部が行った調査結果と同様に、製薬企業のMRが第1位にランクされた。

一方、情報源についてみると、診療ガイドラインがトップで、特に勤務医が開業医の回答を5ポイント上回っている。次いで、製薬企業の添付文書が第2位に、Web上にある医療情報が第3位にランクされた。総じてeチャネルの上位進出が目立つところ。

編集部が注目したのは、第4位の「患者の声」。開業医が勤務医を6.7ポイント上回っていた。近年は患者の高齢化が進んでおり、1人の患者が循環器科(高血圧)、整形外科(骨粗鬆症)、眼科(加齢黄斑変性症)など、複数の診療科を受診することもある。このため医師は、他の診療科での受診状況や処方薬などを確認し、薬剤の相互作用や重複投与などを未然に防ぐことが求められている。本調査でも、これを裏付けるように、第5位に「薬剤師からの情報」、第6位には「医師仲間の意見」などがランクされ、眼の前の患者に対する実臨床での症例をベースとした会話が医師、薬剤師間で日々行われていることを表している。製薬企業の情報提供についても、今後はより高齢患者を意識した相互作用や飲み合わせなどに関する情報提供が求められるだろう。

◎製品広告、KOLの発言や記事は大きく後退

逆に、ここ数年のトレンドとの違いをみると、これまで上位にランクされた学会情報や文献情報が中盤に後退している。大きくランキングが後退した項目としては、「製品広告」「KOLの発言や記事」などだ。KOLの発言や記事には「記事体広告」も含まれる。編集部が過去に行った同様の調査結果などでは高くランキングされていただけに、昨今の臨床研究データに関する問題や広告規制などが影響していると分析できる。

本調査結果の詳細はミクス2月号巻頭特集「Promotion」に掲載しています。ミクスOnlineでは、こちらから閲覧できます。

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