ギリアド 新規のB型肝炎治療薬を承認申請 テノホビルのプロドラッグ
公開日時 2016/04/01 03:51
ギリアド・サイエンシズは3月31日、B型代償性肝硬変を含む慢性B型肝炎ウイルス(HBV)感染症に対する治療薬としてテノホビル アラフェナミド(TAF)の承認申請を日本で行ったと発表した。
TAFはテノホビルの新規プロドラッグであり、テノホビルジソプロキシルフマル酸塩(TDF、日本ではテノゼットとしてGSKが販売)と同様の効果をTDFの10分の1以下の用量で示したという。1日1回投与。
日本人患者も参加した2つのフェーズ3国際共同治験(GS-US-320-0108」「GS-US-320-0110」)の48週時のデータにおいて、TAFの有効性がTDFに対して非劣性であった。