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久光製薬・16年2月期 国内医療用薬売上4%減 売上の8割占めるモーラスの減収響く

公開日時 2016/04/11 03:51

久光製薬は4月8日、2016年2月期(15年度)決算を発表し、国内医療用医薬品事業を指す医薬事業部の売上は867億7800万円、前期比4.0%減だった。フェンタニルクエン酸塩含有の経皮吸収型持続性疼痛用薬フェントステープなど新薬群の売上は20%強の増収だったが、国内医療用薬売上の8割程度を占めるケトプロフェン含有経皮鎮痛消炎薬モーラスが6%強の減収となり、国内業績全体に影響した。

モーラステープ群の国内売上は643億9800万円(前期比7.0%減)、モーラスパップ群は60億1900万円(2.0%減)だった。テープ、パップを合計したモーラス群の売上は704億1700万円(6.5%減)となる。減収はジェネリックや競合激化の影響。なお、第2世代貼付剤に占めるモーラス群の薬価ベースのシェアは45.1%で、前期から1.0ポイント低下した。

新薬群の国内売上は93億6800万円(21.0%増)。このうちフェントステープが売上59億7800万円(30.6%増)、ブプレノルフィン含有経皮吸収型持続性疼痛用薬ノルスパンテープが22億2900万円(6.8%増)、オキシブチニン塩酸塩含有経皮吸収型過活動膀胱治療薬ネオキシテープが9億6600万円(5.8%増)――などとなった。

■16年度 1日1回貼付のモーラスパップXRに「積極的な切替を行う」

17年2月期(16年度)は、同社は16年4月の薬価改定で7.3%の影響を受けるものの、医薬事業部は売上845億円、前期比2.6%減と計画している。

モーラステープは売上579億円、10%減と設定したが、モーラスパップは84億円、40%近くの増収を見込む。同社では15年12月に発売した「モーラスパップXR120mg」の拡大を期待しており、既存パップ剤からの「積極的な切替を行う」としている。既存パップ剤は1日2回貼付なのに対し、「XR」は1日1回貼付。さらに「XR」は、既存パップ剤の持つ7つの効能・効果に▽腰痛症▽関節リウマチにおける関節局所の鎮痛――の2つを加えた計9つの効能・効果を持つ。

新薬群はフェントステープが61億円(2%増)、ノルスパンテープが26億円(17%増)、ネオキシテープが13億円(35%増)――と設定した。

研究開発では、アレルギー性鼻炎用薬HP-3060、がん疼痛用薬HP-3150について16年度の国内申請を予定している。いずれも貼付剤。

【15年度連結業績(前年度比) 16年度予想】
売上高 1618億5200万円(3.3%増) 1550億円
営業利益 277億3000万円(35.1%増) 280億円
純利益 177億8400万円(5.3%減) 194億円

【主要製品の15年度国内売上(前年度実績) 16年度予想、億円】
モーラステープ群 643.98(692.09) 579.00
モーラスパップ群 60.19(61.41) 84.00
フェントステープ 59.78(45.77) 61.00
ノルスパンテープ  22.29(20.87) 26.00
ネオキシテープ  9.66(9.13) 13.00
アブストラル舌下錠 1.94(1.65) 2.00

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