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4月のMR薬局訪問 好印象企業トップはMeiji Seika 統合失調症の新薬、GEで存在感

公開日時 2016/06/29 03:52

ネグジット総研MMPR(http://www.mmpr.jp/)はこのほど、薬局薬剤師を対象とした意識調査で、16年4月のMR訪問で最も好印象だった企業がMeiji Seika ファルマだったとの結果をまとめた。統合失調症に用いる新薬のシクレスト舌下錠や、統合失調症などの適応症を持つジプレキサ後発品(以下、GE)などCNS領域製品の情報提供活動に対する評価が多く、なかには新薬とGE両方を用いて質の高い情報活動を行っていると評価する意見もみられた。ジプレキサのGEは6月に初参入し、21社がしのぎを削る激戦市場となっているが、存在感の高いMeijiが一歩抜け出している可能性もありそうだ。

同社は毎月、同社の薬剤師モニターを対象に、「製薬企業訪問実態調査」としてMR活動などを調査している。4月調査では保険薬局勤務薬剤師(=薬局薬剤師)285人から回答を得た。調査期間は3月28日~4月24日。方法はWebアンケート。

保険薬局に対するMR訪問で好印象だった上位3社はMeiji(「好印象」との回答割合7.4%、前月3位)、東和薬品(7.0%、4位)、第一三共(6.7%、2位)――だった。

Meijiに好印象をもった薬剤師のコメント21件中14件がCNS領域製品に関するもので、シクレスト5件、ジプレキサGE4件、抗うつ薬リフレックス4件、抗てんかん薬ディアコミット1件――だった。迅速な情報提供活動を評価する内容が散見されるなか、「新製品の説明+後発品への取り組み。説明がしっかりしており、後発品ONLYの『発売したから買え買え』との説明とは全然違う。こういう企業がしっかり残ってほしい」、「新薬、後発品とも開発し、情報提供している点」とのコメントも確認された。新薬とGEによるCNS領域での多様な治療提案が受け入れられているといえそうだ。

東和はジプレキサGE、抗アレルギー薬アレロックGE、同アレグラGE、抗生物質製剤クラリスGEなど多岐にわたる情報提供を行ったが、より具体的な活動内容として製品の「味」を訴求していることが確認され、薬剤師の印象に残ったようだ。

第一三共は降圧剤オルメテックや経口抗凝固薬リクシアナを中心に丁寧な情報活動が評価されたが、今回、特に多かったコメントは担当交代に関するもの。「挨拶も丁寧で、引き継ぎもスムーズ」といった内容が複数みられた。

■「近隣医師で採用された」との情報に、だからなに?

MR活動で良い印象を持たなかった行動や内容を取り上げる。MRの勉強不足や、不在時・多忙時の訪問といった内容がこれまでと同様に多くみられるなか、近隣医師の処方方針をたてに薬局での採用を求めてきたことが不快だったとの主旨の内容も複数あった。

具体的には、「近隣医院で採用されたということを伝えに来ただけ」、「全く訪問なく、いきなり『先生がOD錠を入れてほしいと言っています』と言ってきた。(当該企業の)社長に『どういう教育をしているのか』と質したい」――というものだ。ほかにも「処方元の確認のみの訪問」との内容もあった。

近隣医師の処方方針の情報は、薬局薬剤師からはむしろ有益に受け止められることが多いが、いずれも不快または意味不明と思われたようである。

ちなみに今回調査では、好感を持った活動として、抗認知症薬を手掛けるメーカーに対して、「今後地域の中に製薬メーカーも入っていき、行政と医療機関とのパイプ役になろうとされている。よい取り組みと思う」との内容があった。医療が各地域でよりスムーズに提供されるためのMR活動なら受け入れられ、好感も持たれるが、採用や数量増を獲得するために近隣医師の処方方針を使っていると受け止められたら、マイナス効果しかうまないということだろう。

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