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欧州委員会 患者にBSの正しい普及のため情報提供

公開日時 2017/02/09 03:50

欧州委員会(EC)が、バイオシミラー(BS)について、患者向けにQ&A形式の情報提供を開始した。ECが1月20日、ウェブで公開した。

Q&Aは「バイオシミラーについて知る必要があること―患者向け情報」(What I need to know about Biosimilar Medicines- Information for Patients)と題するもの。欧州でもBSについては、偏見や科学的に誤った解釈などが流布されている。このため、患者が先発品に代わる代替療法としてのBSの使用について、信頼できる情報を把握できるようにすることを目的にまとめた。

ECが今回提供する情報のとりまとめは、ECのほかに欧州医薬品庁(EMA)、欧州製薬団体連合会(EFPIA)、欧州患者フォーラム(EPF)、欧州クローン病・潰瘍性大腸炎協会(EFCCA)、欧州医師常任委員会(ECにおける医師会)、欧州バイオ産業協会(EuropaBio)などが参画、全欧州で取り組んだ。

Q&Aの内容は、BSとは何か、ジェネリック医薬品とは異なるのか、既承認のBSにはどんな製品があるのか――など、BSに関する基本的な疑問点について図表を引用しながらわかりやすく説明している。Q&Aは英語を含め7か国語で提供される。

EFPIAは1月23日、ECのQ&A情報についての声明を発表、そのなかで、同Q&Aは、欧州における患者のBSに対する理解を深め、信頼を構築する適切な手段であると歓迎した。

EFPIAでは、BSは生物製剤市場での競争を生むのに大きな可能性を持ち、患者に幅広く手ごろな価格で薬剤を提供していると位置づけている。

欧州では、2006年12月から16年5月までの約10年間で20剤のBSが上市されており、世界のBS市場では成分数でトップ。ECでは、BSの使用促進は財政緊縮に貢献するとの観点から一層の普及を狙っているとみられる。

なお、ECは17年5月5日に関係者を対象としたBSについてのワークショップを開催する。同ワークショップの開催は今年で3回目を迎えるが、今年のテーマは、医療専門家からのQ&Aに焦点を絞る予定である。

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