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IQVIA 2030年度までの薬価収載品市場は+1.2%成長 新薬含む特許品+2.4%、スペシャリティ+5.0%

公開日時 2025/12/01 04:51
IQVIAは11月28日、日本の薬価収載品市場の成長率が2030年度までの5年間で+1.2%になるとの推計値を公表した。25年度から5年間の成長額は6820億円で、2030年度は総額11兆8990億円となる。成長の内訳をみると、新薬を含む特許品の5年CAGRは+2.4%。特にスペシャリティ医薬品やバイオ医薬品の成長率は5%超と高い伸びを予測。一方で、選定療養制度の導入に伴い長期収載品市場が縮小するほか、後発品の市場浸透などが市場全体の伸びを相殺する。さらに、毎年薬価改定の影響を受けるとし、成長率は欧米・中国に比べて低い。

IQVIAの日本の薬価収載品市場の推計によると、2025年度の11兆2160億円が30年度には11兆8990億円となる。30年度までの5年CAGR は+1.2%。新薬を含む特許品市場の成長率は2030年度までの5年間で+2.4%、30年度の市場シェア69.4%、総額8兆2620億円。うち、新規有効成分は、特許品シェア19.0%の総額1兆5660億円となる。IQVIAによると、「今後も年間35~40の新薬上市が見込まれており、特許品による力強い成長貢献が期待される」と分析している。なお、2030年度のスペシャリティ医薬品は総額 6兆5730億円、5年CAGR:+5.0%。

◎30年度の特許切れ市場は 2兆3300億円 後発品市場は1.6~1.7兆円台で横ばい

2030年度の特許切れ市場は 2兆3300億円。30年度の数量浸透率は91.9%、金額浸透率は74.1%。30年度までの後発品市場は1.6~1.7兆円台で横ばい推移する一方で、長期収載品は1兆円から6000億円まで市場が縮小する見通し。なお、今後5年間の特許切れによるリスク総額は、2021年度~25年度までが2兆301億円(うち、バイオ品特許切れリスク額2884億円)だったのに対し、26年度~30年度は総額3兆4590億円(うち、バイオ品特許切れリスク額1兆753億円)で、現在の1.7倍に拡大するとし、特にバイオ品の特許切れが顕著になると分析している。

後発品の数量浸透率は、2027年1~3月に90%に、2031年1~3月期には91.9%に達すると見通した。2030年度までの低分子GE市場については、新規増分が既存減少分を下回り微減となるも、新規バイオシミラーの貢献により、GE市場全体は1.7兆円と微増になると推計している。

◎BSバイオシミラーは2340億円 今後5年間で2倍に成長の見込み

2030年度のバイオ医薬品市場は総額5兆1720億円。5年CAGR+5.8%。内訳は、バイオ特許品3兆7750億円(73.0%)、バイオ特許切れ品9530億円(18.4%)、このうちBSバイオシミラーは2340億円で今後5年間で2倍に成長する見込み。その他バイオ医薬品4430億円(8.6%)となる。








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