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GE薬協調査 約3割の医師が「情報収集・提供は公的な機関が最も望ましい」 

公開日時 2017/05/23 03:50

日本ジェネリック製薬協会は5月19日、医療機関、医師を対象にした「後発医薬品の採用及び使用の課題に関する調査」の結果を発表した。その中で最も望ましい後発医薬品(GE)の情報収集・提供体制について、医師の回答では「公的な機関が情報収集・提供する体制」が33.1%と最も多く、それに次ぐMRを通じた情報活動を10ポイント以上も引き離す結果だった。医療機関側の回答では、MRを通じた情報活動を希望する傾向が強かった。

この調査は、「薬価制度の抜本改革に向けた基本方針」が策定され、今後のGEのあり方にも大きな影響をもたらす状況となっていることから、協会はGEに関する課題を明らかにし、協会の今後の取り組みに向けた基礎資料を得るため実施した。2月17日~3月10日まで行い、医療機関288施設、医師169人から回答を得た。

最も望ましいGEの情報収集・提供体制を尋ねたところ、医療機関、医師とも回答率上位3位は「MRが今まで通り医療機関に訪問する」「MRが今まで以上に医療機関に訪問する」「公的な機関が情報収集・提供する体制」だった。医療機関側は、それぞれ27.8%、26.7%、26.0%と差はほとんどなかった。

それに対し医師では、「公的な機関が情報収集・提供する体制」が33.1%と最も多く、次いで「MRが今まで以上に医療機関に訪問する」22.5%「MRが今まで通り医療機関に訪問する」18.9%だった。

「卸のMSが情報収集・提供する体制」「メーカーがホームページやコールセンターを通して行うのが望ましい」は、医療機関、医師とも1割未満だった。

全体としては MRを通じた情報収集・提供体制を望んでいるが、病院勤務医では「公的な機関」へのニーズが比較的高いことがうかがわれる結果となった。

必要な情報 上位は「安全性」「添加物」「BE」

長期収載品や後発医薬品に関し、必要な情報については、医療機関、医師とも「安全性データ」(医療機関72.2%、医師73.4%)が最も多く、次いで「添加物」(医療機関65.6%、医師64.5%)、「生物学的同等性試験(BE)データ」(医療機関60.8%、医師61.5%)だった。DPC病院だけを見ると、最も多かったのが「配合変化試験、粉砕後の安定性、簡易懸濁法に関するデータ」で回答率は86.6%に上った。

採用時の最重視事項 医療機関は「信頼できるメーカーであること」、医師は「安定性試験データ」


GEを採用する際に「大変重視する」ことは、医療機関では「信頼できるメーカーであること」が54.2%で最も多く、半数超。次いで「供給体制がしっかりしていること」53.5%、「供給不安定など何かあったときに真っ先に情報提供があること」50.7%、「生物学的同等性試験のデータ」49.0%だった。

一方、医師は、「安定性試験のデータ」が最も多く49.7%。次いで「価格」47.9%、「生物学的同等性試験のデータ」46.2%で、「信頼できるメーカーであること」は45.6%、「供給体制がしっかりしていること」は44.4%だった。

1成分・規格に必要なGEは「3~5品目」が最多

1つの成分・規格のにGE(AG除く)が何品目必要か尋ねたところ、医療機関、医師とも「3~5品目」が最も多く、医療機関52.7%、医師35.9%だった。6品目以上では医療機関13.1%、医師7.6%にとどまっている。GE薬協は「現状、1つの成分・規格の医薬品について後発医薬品が多く出される状況の中、後発医薬品の品目数を減らして欲しいとの意図が読み取れる」としている。

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