ファイザーはこのほど、何らかの痛みが続く慢性疼痛を抱える全国8924人を対象にした調査を行い、27.4%（2448人）に神経の痛みである「神経障害性疼痛」の疑いがあるとの結果を発表した。その患者の27.0％（660人）は、痛みがあっても医療機関にかかっていなかった。

調査は、週2回以上の痛みがあり、それが３か月以上続き、11段階の痛みスケールのうち４以上の強さの痛みを持つ20代以上の男女が対象。６月にインターネットを通じて行い、８月23日に結果を発表した。その中で、神経障害性疼痛の疑いは、神経障害性疼痛スクリーニング研究会監修のスクリーニングテストを用いて判別した。