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患者の要望や意見、処方のきっかけの2割強占める MCI調べ

公開日時 2017/12/25 03:51

製薬企業のマーケティング支援を行うエム・シー・アイ(以下、MCI)はこのほど、医師が最も専門とする疾患で処方行動に変化のあったケースのうち、患者の要望や意見で処方を決めたことのある割合が21.8%だったとする医師意識調査結果をまとめた。疾患別にその割合が最も高かったのは統合失調症の31.9%。薬剤別に見てその割合が最も高かったのは、がん免疫療法薬オプジーボで42.4%だった。

文末の関連ファイルに、疾患別及び薬剤別に、患者の要望・意見で処方を決めたことのある割合に関する資料を掲載しました(12月25日のみ無料配信、その後はプレミア会員限定コンテンツになります)。

この調査結果は、医師が行う医療情報収集活動に関する大規模調査レポートの最新号「医師版マルチメディア白書2017年冬号」に掲載している。最新号の調査期間は10月2日~18日。方法はインターネット調査。有効回答者数は医師5031人。調査対象は製薬企業サイトやその他医療関係企業サイトを閲覧している医師。

医師の専門領域で処方した薬剤のうち、患者の要望・意見で処方に変化があった割合をHP、GP別にみると、HP(薬剤回答数4882)が22.2%、GP(同1417)が20.1%――だった。

疾患別にみると、トップ5は統合失調症(同251)31.9%、骨粗鬆症(同238)30.7%、アレルギー疾患(同510)28.4%、気管支喘息(同169)26.6%、パーキンソン病(同83)26.5%――。この結果からは、自覚症状がある疾患や、治療効果や副作用を患者自身で確認しやすい疾患で、患者の要望や意見が処方に影響しやすいことが確認できる。

薬剤別のトップ5は、オプジーボ(同59)42.4%、抗アレルギー薬ディレグラ(同35)40.0%、喘息・COPD治療薬レルベア(同35)37.1%、抗精神病薬エビリファイ(同107)32.7%、週1回投与の糖尿病薬マリゼブ(同40)32.5%――だった。トップのオプジーボは、がん領域の“夢の新薬”との報道があったことも、今回の調査結果に反映したかもしれない。

MCIの岡崎達也ユニットリーダーは本誌取材に、「患者は治療効果や副作用に加え、生活への影響など様々な面を考慮する。今回の調査結果から、診療疾患によっては、患者の望む治療が医師の処方に反映しつつあると考えられる」と分析。そして、「MRは、医師との面会時などに患者が望む治療についてディスカッションすることで、最適医療の実現により貢献できるのではないか」と述べた。

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