バイエル薬品 2018年業績は1.0%減 薬価改定などが影響
公開日時 2019/04/16 03:50
バイエル薬品は4月12日、2018年(1~12月)業績を発表し、薬価ベース売上高は3027億円で、17年と比べ1.0%減だった。薬価改定や後発医薬品などが影響した。
主力品の売上高(薬価ベース)は、経口抗凝固薬・イグザレルトが731 億 100 万円の2.2%増、加齢黄斑変性治療などに用いる眼科用抗VEGF阻害薬・アイリーアの売上高は 659億 7300万円、10.0%増となり、業績を支えた。
そのほか高脂血症治療薬・ゼチーア(327億800万円、2.3%増)、高リン血症治療薬・ホスレノール(296億3400万円、3.5%増)、抗がん剤・スチバーガ(64億1200万円、26.0%増)などが売上に寄与した。19年業績見通しは開示していない。