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独BI フォン・バウムバッハ会長 神戸拠点など「日本への投資は継続」 ミカルディス特許切れで国内18%減収

公開日時 2019/04/18 03:52

独ベーリンガーインゲルハイムのフベルトゥス・フォン・バウムバッハ会長は4月17日、ARB・ミカルディスの特許切れが響く日本市場について、「神戸の研究開発拠点を維持し、今後数年間、投資は継続する」と語った。本誌の質問に答えたもの。ARBの特許切れは響くものの、SGLT2阻害薬・ジャディアンスの伸びなどで、糖尿病市場が牽引することにも期待を寄せた。一方で、後発品使用促進策を敷く日本市場について、「日本は米国に次ぐ第二位の市場だが、これまでとは異なる状況にある」とも話した。日本市場の医療用医薬品売上高は11億6000万ユーロ(約1512億7600万円)で、18.0%の減収。(4月17日 ドイツ・インゲルハイム発 望月英梨)

同日発表したグローバル業績は、4%伸長し、175億ユーロ。18年の医療用医薬品売上高は、3.3%伸長し、126億ユーロだった。SPIRIVA(日本製品名:スピリーバ)が売上高トップの24億ユーロ(11.4%減)。2型糖尿病治療薬・JARDIANCE(ジャディアンス)ファミリーが18億ユーロ(52.5%増)、TRAJENTAが14億ユーロ(9.0%増)、抗凝固薬・PRADAXA(プラザキサ)が15億ユーロ(7.0%増)、IPF治療薬のOFEV(オフェブ)が11億ユーロ(28.7%増)となり、トップ5製品のブロックバスターが売上を牽引した。アラン・ヒルグローブ医療用医薬品事業担当取締役は、「ベーリンガーインゲルハイムにとって、非常にワクワクする年だった」と総括した。

◎ヒルグローブ取締役「日本は今後も重要なマーケット」 MR数はポートフォリオを加味

アジア市場に目を移せば、中国市場が22.5%増と拡大基調にあり、中国市場を重視する。しかし、日本市場については、「日本はいまも世界第2位の市場であり、そして将来も重要な市場だということが重要なメッセージだ」と強調した。国内市場も、2型糖尿病治療薬のジャディアンス、トラゼンタのほか、オフェブも伸びたが、ミカルディスの特許切れが響いた。2型糖尿病治療薬などでは、「日本の医療ニーズに応える」と手ごたえも見せた。

2018年にはMRなどで早期退職制度を行った点について実施を認めたうえで、「日本には敬意を抱いている。日本は今後もベーリンガーインゲルハイムの重要な一部だ」と強調した。そのうえで、日本のポートフォリオやマーケットサイズを加味して、日本市場での成功のために適切な人員配置を行うとの考えを示した。「(MR数の削減などについては)日本だけでなく、全世界で実施した」と説明。糖尿病市場が好調なことなどに触れ、「日本が成長軌道に戻れば、この流れは変わる」とも述べた。

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