【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

Buzzreach 治験管理アプリの提供開始 企業から治験参加者に“ありがとう”伝える機能も

公開日時 2019/09/19 03:50
治験情報インフラを展開するBuzzreach(東京都品川区、猪川崇輝代表取締役)は9月17日、治験参加患者の服薬コンプライアンスの向上などをサポートする治験管理アプリ「ミライク・スタディ・コンシュルジュ」の提供を始めたと発表した。アプリのプッシュ通知やアラート機能を用いて治験薬の服薬忘れなどを防止するほか、治験コーディネーター(CRC)を中心とする治験スタッフ側だけでなく、製薬企業からも治験参加患者にメッセージを送れる機能を搭載した。企業から治験参加者にメッセージを送れる機能は業界初の試みとなる。

同アプリには、治験来院予定などが確認できるカレンダー機能、主にCRCから治験参加者にメッセージを送れる機能、服薬/来院/メッセージなどを知らせるプッシュ通知機能、製薬企業やCRCなどが患者向けに書き込みを行う掲示板機能――などを搭載した。

例えば、現在は治験参加者の来院時にのみ確認している飲み忘れなどの服薬コンプライアンスを、アプリのプッシュ通知やアラート機能を用いることで事前かつ個別に知らせることができる。また、現在は医療機関やCRCが電話などで行っている身体の異常の有無や来院日の調整などを、メッセージ機能を使うことで、アプリ上で完結させることも可能だ。次回検査時の持ち物や検査内容などの事務的な連絡もできる。同社は「医療機関やCRCの業務の負担が大きく軽減される」としている。

掲示板機能は、主に製薬企業側から治験参加者に「ありがとう」の気持ちを伝える「サンキュ―レター機能」として使うことを想定しているという。治験参加同意時、参加中、終了時などに直接的に製薬企業から感謝を伝えることが可能になる。同社は、「製薬企業が掲げるペイシェントセントリシティの一環として、製薬企業と患者さんをつなぐ初の架け橋機能となるもの」だとしている。

費用は、製薬企業の治験1プロジェクトあたり月額20万円から提供する予定。年内に始動するプロジェクトもあるという。
プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
関連ファイル

関連するファイルはありません。

【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(2)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事

一緒に読みたい関連トピックス

記事はありません。
ボタン追加
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー