大塚製薬 新社長に井上眞氏 樋口現社長は会長へ
公開日時 2019/12/12 04:50

大塚ホールディングスと大塚製薬は12月11日、大塚製薬取締役副社長の井上眞氏が20年3月10日付で社長に就任すると発表した。同社は交代の理由について、「企業の多様化やグローバル化が進むなか、その動きをより推進していくために適切な人材を検討した」と説明している。なお現社長の樋口達夫氏は、代表取締役会長に就任する。
井上氏は、1958年8月生まれの61歳。長崎県立国際経済大学(現・長崎県立大学)経済学部卒業後、1983年4月に大塚製薬に入社した。東京支店医薬部長や取締役兼専務執行役員ニュートラシューティカルズ事業部長、専務取締役ニュートラシューティカルズ事業担当などを経て、2019年3月から取締役副社長を務めていた。