アステラス・アムジェン 4月に米アムジェン完全子会社に 社名は「アムジェン」
公開日時 2020/01/24 04:50
米アムジェン、アステラス製薬、アステラス・アムジェン・バイオファーマ(AABP)は1月23日、AABPが2020年4月1日付で米アムジェンの完全子会社となり、社名を「アムジェン株式会社」に変更すると発表した。13年のアムジェンとアステラスとの戦略的提携契約に基づくもので、アステラスが保有するAABPの発行済み株式49%を米アムジェンが買い取る。
アステラスからAABPに出向している社員の一部は、アムジェン日本法人に転籍する。出向者数や転籍者数は開示していない。AABPは高コレステロール血症治療薬レパーサ、再発・難治のB細胞性急性リンパ性白血病治療薬ビーリンサイト、骨粗鬆症薬イベニティの3製品を手掛けているが、4月以降も引き続き、アステラスが流通・販売を担当し、アムジェン日本法人とアステラスの両社でコ・プロモーションする。
AABPは現在、セルジーンから乾癬治療薬オテズラの権利取得を19年11月に完了し、新たに炎症・免疫性疾患事業部を新設、事業の継承を進めている(
詳細記事は、こちら)。アムジェン日本法人では4製品を取り扱うことになる。