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スズケンと東邦HD 「緊急事態宣言」を受けて共同配送や納品代行で協業 有事の際の卸間連携も検証

公開日時 2020/04/08 04:52
スズケンと東邦ホールディングスは4月7日、新型コロナウイルス感染拡大および「緊急事態宣言」発令における医薬品安定供給体制について「不測の事態に備えて両社で連携する」と発表した。共同配送や納品代行など物流体制をお互いに検討し、医薬品の安定供給に努める方針を表明した。また、今回の両社の協業を通じて、有事の際の卸間連携による医薬品流通のあり方についても検証する考え。

両社はこの日、新型コロナ感染症に対応するためのプレスリリースをそれぞれ発表した。安倍首相が新型コロナの感染拡大が懸念される東京都など7都府県に「緊急事態宣言」を発出したことを受けて、医薬品安定供給体制の構築に向けた取り組みを示したもの。

◎スズケン 支店の人員を「出勤」、「自宅待機」に分けて輪番制導入

スズケンはすでに7日から東京都内にある支店の人員を職種に関係なく2グループ程度に分け、「出勤」と「自宅待機」による輪番制を導入した。きょう8日から緊急事態宣言の対象地域にある支店でも、輪番制を順次運用する。これにより支店ならびに物流センターのバックアップ体制を構築する。また、MSなど営業担当者の活動については、プロモーションなどの営業活動は当面の間、自粛するとし、業務の殆どを医薬品等の安定供給を最優先させる方針だ。

一方、医薬品の受注、配送頻度、配送方法、検品等については、「平常時とは異なる対応になる」として、顧客である医療機関や保険薬局に理解を求める考え。特に配送面は、顧客の事情等もそれぞれ異なることから、「顧客に適した対応についてご提案していく」としている。

◎東邦HD 緊急事態宣言を想定し、様々なケースの配送手段をシミュレーション

東邦ホールディングスも同様に、医薬品営業担当者については、営業活動を原則自粛し、安定供給を最優先するとした。同社は、基幹システムの二重化による災害発生時の瞬時のシステム切り替え、ロボットの活用による物流センターの出荷精度の向上と、少人化など物流機能の自動化を推進してきた経緯がある。こうした強みを活かし、緊急事態宣言が発令した場合を想定し、様々なケースにおける配送手段のシミュレーションを行っているところ。

◎両社協業 「不測の事態」におけるバックアップ体制整備

両社の協業については、ともに「不測の事態」が発生した際のバックアップ体制の整備などを想定している。また「有事の際の卸間連携」についても、この機会に検証する考え。東邦HDは「このたびのような事態が発生しても業界全体で医薬品の安定供給という医薬品卸の社会的使命を果たすべく、積極的に取り組んでまいりたい」と強調している。
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