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新型コロナでPICU、NICUの診療報酬倍増を 近く中医協で要望 日医・松本常任理事

公開日時 2020/04/23 04:51
新型コロナウイルス感染症をめぐり、集中治療室(ICU)でのECMO(体外式心肺補助)や人工呼吸器による管理について診療報酬が倍増されたことを受け、日本医師会の松本吉郎常任理事は4月22日の定例記者会見で、「小児集中治療室(PICU)や新生児集中治療室(NICU)についても同様の評価が必要だと考えている」と述べた。小児患者が増加するなかで、医療現場から必要との声があがっているとして、中医協で引上げを要望する考えを示した。

◎重症患者の点数「実質的には5倍」


4月17日に持ち回りで開催された中医協総会では、新型コロナウイルス感染症の中等症、重症患者への診療報酬点数を倍増した。重症患者では、特定集中治療室管理料等の入院料が2倍になったほか、算定上限が延長されたことで、「実質的には約5倍の診療報酬が付くイメージになった」と説明した。松本常任理事は、ECMOには患者1人に対して看護師2人体制が必要になるなど、「もともとの評価が著しく低かった」と改めて指摘したうえで、今回の対応を評価した。

一方で、小児についてはこの日の中医協では議題にあがらず、倍増となった点数の範囲からは外れた。新型コロナウイルスは小児の感染例の報告が少なく、重症化もしづらいと指摘されてきた。しかし、小児患者も増加傾向にあり、10歳未満の患者は147人(4月7日時点)となった。重症化した症例もあるとして、対応の必要性を強調した。

中等症以上の患者については、救急医療管理加算の2倍相当の点数に加え、人員配置に応じて追加的に二類感染症患者入院診療加算に相当する加算を算定できるようになった。松本常任理事は、「使命感を支えに懸命な治療を実施している医療従事者に対する、危険手当て的な手当てとして評価できる」と述べた。点数算定の手続きも簡素化されたが、「今後も必要があれば柔軟な対応を求めていく」姿勢も強調した。


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