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アムジェン 慢性皮膚疾患領域のオンライン診療とePROの検証プロジェクト開始

公開日時 2020/07/17 04:50
アムジェンは7月16日、オンライン診療システム「YaDoc(ヤードック)」などを手掛けるインテグリティ・ヘルスケア社と共同で、慢性皮膚疾患領域におけるオンライン診療と電子的患者報告アウトカム(ePRO)に関する検証プロジェクトを始めたと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大対策の一環で皮膚疾患領域のオンライン診療が可能となり、医師と患者間のリモートコミュニケーションに対するニーズも高まっていることから、同プロジェクトを試験的に実施することにした。

同プロジェクトでは、YaDocを用いて慢性皮膚疾患のオンライン診療を実施するなかで、ePROを通じて患者の主観的症状やQOLの情報を収集する。その上で、皮膚科専門医と慢性皮膚疾患患者がオンライン診療を含む疾患管理プラットフォームを用いた際に、診療のあり方や医師と患者間のコミュニケーションがどのように変化したかを把握・調査し、より良い医療提供体制の確立に向けた課題などを検証する。

アムジェンのスティーブ・スギノ社長は、「皮膚疾患はオンライン画像を介した患部の診察や服薬指導に適した領域と考えられている」との認識を示した上で、「COVID-19影響下において、患者さんのオンライン診療へのニーズはこれまで以上に高まっているが、実臨床における知見は未だ限られている」とし、皮膚疾患のオンライン診療のあり方を検証することにしたとしている。

YaDocはオンラインの疾患管理システムで、全国の2400以上の医療機関に導入されている。主な機能として、▽モニタリング(利用者は目的に合わせて必要な項目を自分で管理して記録する。医師や医療者は患者の状態変化を捉えることができる) ▽オンライン問診(目的ごとに設定される定型項目に沿って、医師・医療者は利用者から事前に状態や疑問点などを把握することができる) ▽オンライン診療/医療相談(予約時刻を目安に医師・医療者から発信する。利用者のその時の状況に合わせて、表情や状態を見て指導を受けることができる)――がある。
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