協和キリン アムジェンとのロカチンリマブの共同開発・商業化提携を終了
公開日時 2026/02/04 04:48
協和キリンは1月30日、抗OX40ヒトモノクローナル抗体・ロカチンリマブについて、米アムジェンとの開発・商業化に関する提携を終了すると発表した。アムジェンの戦略的ポートフォリオの見直しに基づくもの。契約終了に伴い、協和キリンが規制当局対応や将来の商業化を含むグローバルプログラムの全権を取得する。今後の承認申請に向けたスケジュールに変更はなく、26年上半期にも中等症から重症のアトピー性皮膚炎を対象疾患として米国、日本、欧州での承認申請を予定しているという。
ロカチンリマブは協和キリンの自社創製品。2021年にアムジェンとの間で共同開発・販売に関する契約を締結し、アムジェンが開発や製造、日本を除くグローバルでの販売活動を主導する権利を有していた。今回の提携終了に伴い、今後は協和キリン単独で開発や商業化に向けたプログラムを進めていく。なお、製造については引き続きアムジェンが担う。
協和キリンのアブドゥル・マリック代表取締役社長兼COOは、「ロカチンリマブの科学的知見と、OX40受容体を標的とする差別化された作用機序により、本剤は独自性の高い治療選択肢となり得る。これまで構築してきた強固な臨床開発プログラムをさらに進展させ、当社の豊富な臨床開発および事業面での専門性を活かして、一人でも多くの患者さんに笑顔を届けられるよう取り組んでいく」と強調し、今後も同社にとって「重要かつ優先的な戦略事項」であるとの認識を示した。