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東京薬科大学  地域医療を支える人材育成で武田薬品と協定締結 デジタル人財育成も視野

公開日時 2020/09/23 04:52
東京薬科大は9月18日、将来の地域医療を支える人材育成を目指し、武田薬品と教育、研究についての協定を締結したと発表した。アカデミアと製薬企業の垣根を越えた新たな産学連携を通じ、地域医療に包括的な視野を持つ人材を育成することで、地域医療に貢献したい考え。特に、デジタルが医療現場を変えるなかで、デジタルの知見も身に付けた薬剤師の育成も視野に入れる。武田薬品は、地域包括ケアの推進などを目指し、北海道や大阪府、神奈川県など自治体と協定を結んでおり、今回の取り組みもこの一環に位置付ける。同社にとって、この枠組みでアカデミアと協定を結ぶのは初めて。

◎地域包括ケア時代の薬剤師像実現へ 地域医療の課題解決目指す

結んだ協定は、「地域医療のイノベーション実現を目指した教育・研究に関する協定」。東京薬科大学の平塚明学長と武田薬品の岩﨑真人・取締役ジャパンファーマビジネスユニットプレジデントが調印した(写真)。

地域包括ケアシステムに薬剤師が積極的な参画を求められるなかで、薬剤師もこれまで以上に幅広い知識やスキルを身に付けることが求められている。医薬品を中心とした知識に加え、社会保障制度や政策についての深い理解、幅広い疾患への理解、さらにはデジタルをはじめとした革新的技術など、多岐にわたる知見が求められる。地域の中核病院に勤務するような薬剤師であっても、患者の多様なニーズに応えるために、知見を拡げることが必要だ。特に、デジタルをはじめとした革新的技術は、医薬品の概念も変えようとしている。研究開発の手法だけでなく、アプリが医療機器として承認されるなど、医薬品・医療機器を取り巻く環境は、大きな変革の最中にある。こうしたなかで、データ解析など、デジタルへの経験が深い製薬企業と組むことへの期待を寄せる。

今回の取り組みを通じ、両者の経験を活かした多様な教育プログラムや研究を実施し、地域包括ケアシステム時代に求められる新たな薬剤師像の実現にアクセルを踏みたい考え。具体的には、地域医療の現状を踏まえた薬剤師への期待や役割、医療環境変化や医療の未来やデジタルの進歩など、多岐にわたるテーマに関する教育・研究プログラムに取り組む。製薬企業のもつデータ解析などのスキルも活かした教育プログラムの実施も視野に入れるという。こうした取り組みにより、包括的な視野を持つ人材を育成し、地域医療の課題解決につなげたい考えだ。

◎東薬・平塚学長 地域医療を支える薬剤師の育成へ「日本のトップランナーとして頑張る」


東京薬科大学の平塚学長は、「地域医療への貢献を目標に、これからの薬剤師や医療関係者が取り組むべき最新の情報や課題を、武田薬品と協働で学生教育や研究に活かせる場ができたことを大変嬉しく思う。新たな産学連携を活用し、地域医療を支える薬剤師等の育成・研究に関する日本のトップランナーの東薬として頑張っていく」としている。

武田薬品の岩下圭二医療政策・アクセス統括部長は、「今後の研究を通じ、私たちは地域医療に貢献する。研究への取り組みが次世代の育成に役立つことに期待している」とコメントしている。

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