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PMDA 骨粗鬆症治療薬・エルデカルシトール 投与中は血清カルシウム値の定期的な測定を

公開日時 2020/10/30 04:49
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は10月29日、骨粗鬆症治療薬・エルデカルシトール(先発製品名:エディロール、中外製薬)について、投与中は血清カルシウム値を定期的に測定することを求める「適正使用のお願い」を発出した。特に、腎機能障害や悪性腫瘍、原発性副甲状腺機能亢進症の合併、カルシウム製剤の併用など、高カルシウム血症を起こすおそれのある患者に対しては、投与初期に頻回に血清カルシウム値を測定することを求めている。

高カルシウム血症を認めた副作用報告で、血清カルシウム値が定期的に測定されていない事例が報告されているため。2019年に高カルシウム血漿を発生した315例のうち、12例が定期的に報告されていなかったとしている。

◎倦怠感やイライラ感、嘔気、食欲減退、意識レベルの低下で「すぐ受診を」

PMDAは、3から6か月に1回など、定期的な血清カルシウム値の測定に加え、症状の確認の必要性を啓発した。「倦怠感、いらいら感、嘔気、口渇感、 食欲減退、意識レベルの低下」など、具体的な症状をあげ、これらの症状が出たらすぐに受診するよう、患者や患者家族に指導することを求めている。

同剤は、先発品のエディロールを販売する中外製薬のほか、沢井製薬と日医工が後発品を販売している。
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