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アストラゼネカと富士フイルム NSCLCへの化学療法症例の検索システムを共同開発へ

公開日時 2021/03/29 04:50
アストラゼネカは3月26日、富士フイルムと切除不能なステージ3非小細胞肺がん(NSCLC)に対する化学放射線療法(CRT)の過去症例を搭載し、類似症例を検索できる医療情報システムの共同開発を開始したことを発表した。

今回、共同開発する検索システムは、NSCLCにおける過去のCRT症例を収載し、医師の治療計画の参考となる情報を提供していくもの。医師がCRT症例のCT画像を検索システムに入力し腫瘍の位置を指定すると、システムに収載されている過去の症例の中から、症例画像と腫瘍の位置が類似した症例を検索できる。医師は検索結果として表示された類似症例の中から、参照したい症例を選択し、治療計画情報を表示させることができる。

アストラゼネカと富士フイルムは、複数の医療施設の協力を得て、過去にCRT治療を適用した症例の放射線治療計画情報を共同開発する検索システムに収載し、医師の治療計画のサポートを目指す。検索システムの構築においては、アストラゼネカが症例を収集し、富士フイルムが症例のデータベース化および検索機能の開発を行う。その後、医療施設とともに検索システムの品質を確認し、富士フイルムの診断システムに搭載する予定となっている。

アストラゼネカと富士フイルムは、検索システムの構築を、CRT適応患者における治療の最適化につなげ、一人でも多くの患者の予後改善に貢献することを目指す。

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