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メディパルHD・渡辺社長 医療費抑制やスペシャリティシフトを想定 新規事業の創造・拡大に取り組む

公開日時 2021/05/17 04:50
メディパルホールディングス(HD)の渡辺秀一社長は5月14日、21年3月期決算会見に臨み、連結業績は新型コロナの影響などで1.3%減収、27.4%減益になったと報告した。渡辺社長は、「我々は以前から環境変化を予測し、“Change the卸”を掲げ、利益のポートフォリオを変える取り組みを推進している」と強調し、「引き続き中期ビジョンに沿った取り組みを着実かつスピーディに進め、グループの着実な成長を目指したい」と述べた。22年3月期については、「医療費抑制策の進展や医薬品市場がスペシャリティ領域にシフトすることを想定し、新規事業の創造、拡大に引き続き取り組む」と述べた。

21年3月期連結業績は、売上高3兆2111億円(前年同期比1.3%減)、営業利益385億円(同27.4%減)となった。うち医療用医薬品卸売事業・メディセオ事業については、売上高2兆1124億円(同1.4%減)、営業利益105億円(同59.6%減)と減収減益となった。

◎メディセオ事業 販管費は前期比68億円減少
 

渡辺社長は会見で、「メディセオ事業についてはSDGs、ESGにつながる物流最適化を進めるなど、コストコントロールを行うことで販管費は前年から68億円減少した」と述べながらも、「残念ながら減収減益となった」と報告した。なお、同社はコロナ対策として、ALC機能を活かした感染対策に注力している。この日の会見で渡辺社長は、ヒトと商品の接触機会や時間を大幅に減少する「個口スキャン検品」の出荷割合が、20年3月実績の54%から21年3月には67%まで急増したと報告。渡辺社長も「得意先から評価を得た」と説明した。さらに、オンライン面談の実施回数については、20年7月の170回から21年3月には7700回まで拡大したとし、「これらの取り組みを通じて医療機関の感染予防対策に貢献したい」と意欲を示した。

◎個口スキャン検品やユーザー別梱包などALC機能を活かした物流最適化を提案

2022年3月期の業績予測について渡辺社長は、「医療費抑制の流れの中、サプライチェーン全体で無駄や非効率を無くさなければならない。医療機関や薬局に個口スキャン検品やユーザー別梱包などのALC機能を活かした物流最適化の提案を行っている。得意先との業務効率化に寄与し、CO2排出の抑制にもつながると確信している」との見解を示した。

このほか新規事業については、メディセオ、エバルス、アトルのPMS事業を集約して発足したファルフィールドについて、「PMS事業を次の成長ステージへ押し上げる」と説明した。
 
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