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東和薬品、TIS、ヘルステック研究所 京都市の医療・健康データ活用のPHRサービスで共同研究に参画

公開日時 2021/06/14 04:50
東和薬品、TIS、ヘルステック研究所は6月11日、京都市が実施する医療・健康データを活用した生活習慣病に係る共同研究に参画すると発表した。共同研究は、「生活習慣病」をテーマにPHRサービスを活用した市民の健康増進、医療の質向上を実現するための課題抽出、政策立案、行政執行に資するモデルの考察などを行うもの。研究期間は22年3月までとしている。

京都市は、生活習慣病の発生状況や、その予防・治療・介護の実態を明らかにし、健康寿命の延伸に活かすエビデンスの収集を目的に、医療レセプト、健診結果、介護レセプトなどの統合データを用いた分析を京都大学に委託している。今回の共同研究は、東和薬品、TIS、ヘルステック研究所が参画することで、京都市の分析事業を産学公連携の形で実施することになった。

◎東和薬品 プラットフォーム上のニーズ把握からヘルスケアサービス創出へ

東和薬品とTISは、それぞれ分析に必要な費用や人員提供の協力、分析テーマの検討・設定を担当する。このうち東和薬品は、個人の健康情報プラットフォーム構築を推進する立場から、プラットフォームにおけるニーズを把握し、ヘルスケアサービスの創出につなげていきたい考えだ。

TISは、医療・介護データ分析から得られた知見やノウハウを通じ、個人の医療、介護、健康データを一元化するPHR サービスや、医療ビッグデータの処理環境、データ分析を提供するリアルワールドデータサービスなど、健康寿命の延伸に向けたヘルスケアサービスの開発を進める方針。

一方、ヘルステック研究所は共同研究の実施に向けたコーディネートを担う。共同研究で得られた知見から、自社としてデータを活用した多様なヘルスケアサービスの研究、開発、提供だけでなく、産学公が統合データをより利活用し、社会的な価値を創出することができる全体的なコーディネートや提案を行う考え。
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