インタラクティブソリューションズ Web面談の最大化で“リモート共有機能” 相互理解、同意形成に寄与
公開日時 2021/07/12 04:50
インタラクティブソリューションズは7月8日、製薬企業のMRが医師や薬剤師とWeb面談を最大化する目的で、利用者双方で同時操作が可能な対話型コンテンツによる「同意形成促進スキーム」を開発したと発表した。同社が開発した“リモート共有機能”を活用することで、MRによるリモート面談にありがちな、「一方通行」や「相手の意見を引き出せない」などコミュニケーション上の課題を解決する。この機能は、Interactive-Pro(SaaS型サービス) の追加機能として提供する。
Web会議における一般的な課題として、「説明が一方通行となりやすく相手の考えを引き出しにくい」や、「利用者同士の同時操作が難しく会議が思うように進まない」などが指摘されている。一方で、MR活動におけるリモート面談に際しては、「限られた時間内で相手との同意まで到達しない」や、「資料説明が難しく、伝えたい内容が上手く伝わらない」などが指摘されており、結果的にクロージングにまで至らないケースも散見されていた。
コロナ禍のMR活動においては、製薬各社ともリモート面談とリアル活動を組み合わせた「ハイブリッド型」に舵を切っており、医師等へのアクセス機会の創出と同時に、リモート面談の最大化が求められている。
◎利用者双方がブラウザを介して操作画面を共有 共有画面でマーカー・ポインタを表示
同社は、リモート環境下における会議・コミュニケーションの諸課題の解消策として“リモート共有機能”を構築した。利用者双方がブラウザを介して操作画面を共有できるというものだ。“リモート共有機能” により、共有画面でマーカー・ポインタを表示することが可能となり、高次元のコミュニケーションが可能となる。これによりWeb面談や Web 会議の課題であった利用者同士の意見交換や意思疎通の難しさが解消され、相互理解、同意形成に大きく寄与すると期待している。