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楽天メディカル ADCアキャルックスを用いた光免疫療法 今秋に38施設で治療可能に

公開日時 2021/08/26 04:50
楽天メディカルジャパンは8月25日、アキャルックス点滴静注(一般名:セツキシマブ サロタロカンナトリウム(遺伝子組換え))を用いた頭頸部がんに対する光免疫療法の提供施設が、今秋に20施設増える見込みと発表した。これまで18施設で提供していた。順調に準備が進めば、光免疫療法は全国38施設で行われることになる。同療法を実施できる医師は8月24日時点で97人となった。

アキャルックスは、EGFRを標的とするモノクローナル抗体のセツキシマブと、光感受性物質であるフタロシアニン誘導体が結合した抗体薬物複合体(ADC)で、がん細胞を壊死させる新しい局所治療に用いる。同剤投与後に専用の医療機器「BioBladeレーザシステム」でレーザ光を病巣部位に照射すると、腫瘍細胞の細胞膜上に発現するEGFRに結合した同剤が励起され、腫瘍細胞を傷害する。

同剤投与下におけるレーザ光照射(=光免疫療法)は、ニボルマブやセツキシマブなどによる治療が行われている切除不能な局所進行または局所再発の頭頸部がん患者が対象となる。適正使用のための講習会を受講した十分な知識・経験のある医師によって提供される。

今秋から新たに光免疫療法を提供する予定の20施設は、▽愛知医科大学病院▽秋田大学医学部附属病院▽岩手医科大学附属病院▽金沢大学附属病院▽亀田総合病院▽がん研究会有明病院▽北里大学病院▽岐阜大学医学部附属病院▽京都府立医科大学附属病院▽熊本大学病院▽群馬大学医学部附属病院▽四国がんセンター▽順天堂大学医学部附属順天堂医院▽東京医療センター▽新潟大学医歯学総合病院▽藤田医科大学病院▽琉球大学病院 ――の17施設(五十音順)と、施設名公開の許諾を8月17日時点で得られていない3施設となる。20施設の中には早ければ9月から光免疫療法を提供する施設もあるという。

なお、これまでに光免疫療法を提供している18施設は、▽愛知県がんセンター▽大阪国際がんセンター▽大阪大学医学部附属病院▽岡山大学病院▽関西医科大学附属病院▽九州大学病院▽京都大学医学部附属病院▽久留米大学病院▽神戸大学医学部附属病院▽国立がん研究センター東病院▽埼玉医科大学国際医療センター▽東京医科歯科大学医学部附属病院▽東京医科大学病院▽鳥取大学医学部附属病院▽広島大学病院▽北海道大学病院▽宮城県立がんセンター▽横浜市立大学附属病院――となる。
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