楽天メディカル 前田プレジデントがCEOに就任 三木谷氏エグゼクティブ・チェアマンに 7月1日付
公開日時 2026/06/11 04:50

米国の楽天メディカルは6月10日、前田陽プレジデントが新たなCEOに、三木谷浩史CEOがエグゼクティブ・チェアマンに就任すると発表した。7月1日付。経営体制の移行について同社は、「『ガン克服。』のミッション実現に向け、次の成長段階に向かうための重要な進化であり、意思決定のさらなる迅速化と、組織全体の実行力の一層の強化を目的とするもの」としている。
同社は、がん光免疫療法を基にした治療技術基盤「アルミノックスプラットフォーム」による新たな治療法の開発や販売を手掛ける。2028年の米国での承認申請に向け、国際共同第3相臨床試験(ASP-1929-381試験)を進めている。試験は、再発頭頸部がんに対する一次治療としてASP-1929を用いたアルミノックス治療(光免疫療法)とペムブロリズマブの併用療法を評価するもの。
前田新CEOは、「今後も、高い能力と専門性を持つ楽天メディカルのグローバルメンバーらとともに、ASP-1929-381試験をはじめとする研究開発の推進、薬事対応、商業基盤の拡大といった重点施策に総力をもって取り組む」とコメント。三木谷新エグゼクティブ・チェアマンは「アルミノックスプラットフォームの発展はまだ始まったばかりであり、世界中の患者さんにこの革新的な治療をお届けするためには、企業としてさらに成長する必要がある」と強調し、前田新CEOの手腕に期待を寄せた。
なお、日本法人の経営体制について変更はなく、三木谷代表取締役会長、前田代表取締役副会長、小玉裕之代表取締役社長の経営体制を継続するという。