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英NICEガイダンス案 CKDにダパグリフロジンを推奨

公開日時 2021/11/12 04:49
英国立医療技術評価機構(NICE)は11月5日、英アストラゼネカ(AZ)社のSGLT-2(ナトリウムグルコース共役輸送体)阻害剤ダパグリフロジンについて、慢性腎臓病(CKD)の適応でNHS(国民保健サービス)における通常使用を推奨するガイダンス案を発表した。

同剤は、ガイダンス案が具体化されるとCKDに対する初のSGLT-2阻害剤となる。当該企業は、英国における同剤投与適格患者を、約9万1000名と見込んでいる。

NICEは、ダパグリフロジンを標準治療に追加するにあたり、すでに、腎機能低下や末期腎疾患のリスクを減少させ、あるいは、腎臓もしくは心血管系による原因の死亡を減少させてきたと説明し、ガイダンス案を援護した。

NICEのMeindert Boysen医療技術評価センター長は、「ダパグリフロジンは、疾患が増悪に至るまでの時間を延長させる可能性を持ち、CKD患者にとって有望な治療法である。我々の独立評価委員会は、CKD患者が疾患の進行を防ぐ新たな治療選択肢とQOL(生活の質)を一層改善することが真の望みであると語っているのを聴いた」と述べた。そのうえで、「標準治療として、ダパグリフロジンが有意に末期腎臓病のリスクを減少させる可能性を持っている」とコメントした。

NICEの臨床実践指針である「NICE腎疾患:評価と管理ガイドライン」では、SGLT-2阻害剤についてCKDおよび2型糖尿病患者に対して推奨している。また、同ガイドラインでは、糖尿病のないCKD患者に対する有用性を評価する試験も実施されているが、まだエビデンスは十分蓄積されていないことに言及しているとしている。

なお、ダパグリフロジン(国内製品名:フォシーガ)については、AZ日本法人と国内におけるコプロモーション契約を締結している小野薬品工業が、今年8月25日に糖尿病の有無に関係のないCKDについて適応追加を取得している。
 
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