武田薬品 大日本住友製薬のリプレガルの製造販売承認を承継 販売権も移管 22年2月15日に
公開日時 2021/11/29 04:50
武田薬品と大日本住友製薬は11月26日、ファブリー病治療薬・リプレガル点滴静注用3.5mgの製造販売承認について、現在の大日本住友製薬から武田薬品に承継すると発表した。併せて販売権も武田薬品に移管する。承継及び販売移管は2022年2月15日付で行う。
大日本住友製薬は同剤を旧シャイアーのグループ会社(現武田ファーマシューティカルズ・アメリカ)から導入し、07年2月から国内販売を始めた。契約期間は15年で、契約期間の満了を迎えることから、武田薬品に製造販売承認を承継することになった。
これに伴い、大日本住友製薬による同剤の販売と情報提供活動は22年2月14日で終了し、15日から武田薬品のレアディジーズビジネスユニットが販売と情報提供活動を行う。両社は「承継および販売移管に伴う業務を滞りなく進める」としている。