優れているMR 第一三共が首位も票数落とす
大塚製薬は精神科、マルホは皮膚科で存在感発揮
公開日時 2022/02/01 00:00
医師700人が選んだ「優れているMR」が所属する企業ランキングで、第一三共が再びトップに立った。2位は前年1位の武田薬品。ただ、両社とも一般内科や循環器科などで票数を減らし、第一三共は計11票減、武田は計21票減となった。両社とも新薬を軸とした収益構造をさらに強化。武田はプライマリー領域の活動を効率化しつつスペシャルティ製品への注力を高めており、これが一般内科などでの票数減の理由とみられる。一方で、3位の大塚製薬は精神科で、4位のマルホは皮膚科で存在感を発揮した。大塚はHP市場の「優れているMR」で初の首位にも立った。特定疾患に強い企業ほど、コロナ禍で困難となった医師のアポイント取得を有利に運び、結果、医師の満足度向上と評価につながった可能性がありそうだ。(神尾裕)同ランキングは、医師に「優...