参天製薬 谷内CEO含むエグゼクティブ・マネジメント・チームを組成 戦略実行力強化
公開日時 2022/02/24 04:48
参天製薬は2月22日、エグゼクティブ・マネジメント・チーム(以下、EMT)を4月1日付で組成し、EMTを基軸とした執行体制に刷新すると発表した。EMTは谷内樹生社長兼CEO(以下、CEO)を含む計17人で構成。谷内CEOと各EMTメンバーの共同責任のもと、全社視点で戦略討議を行い、迅速に最適な意思決定をして、経営の執行を谷内CEOとともに行う。これによりグローバル企業としての競争力を高め、戦略実行力を強化し、中長期の「飛躍的な成長」の可能性を引き出す役割を担う。
一般的に執行役員体制では、自身の職責を全うすることのみになりがちになる。同社は今回、EMTを組成することで、メンバーは各部門の代表ではなく、経営チームとして会社の経営課題や業績を共有し、CEOと一体となって経営の執行を行う体制にすることにした。EMTメンバーはグローバルファンクションの各責任者やビジネスヘッドが就任。EMT17人の国籍は日本が53%、日本以外が47%、女性比率は24%(4人)、勤務地は日本、米国、スイス、中国、シンガポールの5カ国と多様性に富むとしている。