第一三共エスファ 持続型ループ利尿薬ダイアートのAG発売
公開日時 2022/04/13 04:50
第一三共エスファは4月12日、持続型ループ利尿薬・ダイアート錠のオーソライズドジェネリック(AG)を発売した。製品名は「アゾセミド錠30mg/60mg「DSEP」」となる。第一三共エスファが製造販売元として、先発品を製造販売する三和化学研究所からAGの供給を受けて販売する。
ダイアートの後発品は20年以上前から長生堂製薬が扱っている。現在も長生堂が製造販売元だが、販売は長生堂の親会社の日本ジェネリックが行っている。長い期間、先発品と1社の後発品で市場が構成されてきたが、このタイミングでAGを投入するねらいについて第一三共エスファは本誌に、「戦略上の理由からノーコメント」とした。
第一三共エスファは、他社成分であっても戦略的にAGを手掛けている。現在手掛けている86成分のうち、AGは17成分にのぼる。