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塩野義製薬 中計に掲げた「HaaS企業」実現へ組織改編 医薬事業本部は人員維持して7営業部を5営業部に

公開日時 2022/05/25 04:51
塩野義製薬は、中期経営計画「STS2030」に掲げた「HaaS(Healthcare as a Service)企業」を実現するための社内組織の改編に取り組む。創薬型製薬企業として培ったノウハウや経験を活かし、ヘルスケア領域の新たなプラットフォームを構築し、ヘルスケアプロバイダーとして新たな価値を社会に提供するというもの。HaaSビジネスの中核となる「ヘルスケア事業管掌」は、医薬事業本部とヘルスケア戦略本部を統括し、「新規事業推進部」を新設。HaaSの戦略立案、戦略推進、販売体制を強化する。MRの所属する医薬事業本部は、現在の人員数を維持したまま現行の7営業部を5営業部に再編するとした。いずれの組織改編とも7月1日付。

同社が掲げる「HaaS(Healthcare as a Service)」とは、「自社の創薬型製薬企業としての“強み”を磨き続け、異なる強みを持つ他社・他産業から選ばれる存在となり、ヘルスケア領域の新たなプラットフォームを構築し、ヘルスケアプロバイダーとして、新たな価値を社会へ提供する」とある。今回の組織改編は、業務執行に関する責任の所在を明確化し、関連本部間の連携を強化することが目的。主要なバリューチェーン(R&D、ヘルスケア事業、サプライ、コーポレート)ごとに管掌するガバナンス体制への変更が不可欠と判断し、今回の組織変更となった。

◎手代木社長が代表取締役会長兼社長、澤田副社長が代表取締役副会長に

同時に業務執行体制として、手代木功社長が代表取締役会長兼社長に、澤田拓子副社長が取締役副会長に就任する。手代木会長兼社長は、グループ全体の企業価値向上とガバナンス強化に取り組む。一方、澤田副会長は経営と執行を分離し、社外の活動に注力することになる。

組織再編では、R&D管掌は、「研究本部」、「バイオ医薬研究本部」および医薬開発本部の3本部を統括する。バイオ医薬研究本部の傘下に「バイオ創薬研究所」、「バイオモダリティ研究所」および「分析評価研究所」を新設する。R&D段階から第三者との共創をより強化するため、社外への戦略的投資を担う「投資戦略部」を新設するほか、経営戦略本部事業開発部を管掌直下に配置する。

◎HaaSビジネス全般の戦略立案・推進機能から販売機能まで連携強化

ヘルスケア事業管掌は、医薬事業本部とヘルスケア戦略本部を統括する。医薬事業本部の営業部は5営業部に再編する。また、HaaSビジネス全般の戦略立案・推進機能ならびに販売機能との連携を強化するため、「新規事業推進部」を新設。さらに、事業活動と渉外活動の連携を高めるため、医薬開発本部渉外部をヘルスケア事業管掌に移設する。このほかワクチン事業をヘルスケア事業管掌とし、医薬研究本部バイオマーカー研究開発部の事業機能と統合し「ワクチン・診断薬事業部」とした上で、その傘下に「診断薬事業室」および「提携推進室」を配置する。

サプライ管掌は、海外事業本部および海外グループ会社、生産系グループ会社を統括。コーポレート管掌は、経営戦略本部、経営支援本部、DX推進本部、信頼性保証本部を統括することにしており、全社に散在した管理間接機能を経営支援本部に集約し、「バリューチェーン支援部」を新設する。このほか人事部に「人的資本戦略室」および「キャリア開発室」を新設。DX推進本部デジタルインテリジェンス部を解消し、機能毎に関連する組織に編入する。

グループ会社については100%子会社の「シオノギビジネスパートナー」を存続会社として、「シオノギ総合サービス」、「シオノギキャリア開発センター」、「シオノギマーケティングソリューションズ」を吸収合併する。各社の間接業務を集約し、経営管理等の重複機能を解消する。
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