塩野義製薬 ゾフルーザとゾコーバの取り違えで注意喚起 ヒヤリ・ハット事例67件
公開日時 2026/01/26 04:47
塩野義製薬は1月23日、抗インフルエンザ薬・ゾフルーザと新型コロナ治療薬・ゾコーバの販売名類似による取り違え事例が報告されているとして、医療関係者に注意喚起した。処方する際には、処方誤りを防ぐため販売名、薬効、用法・用量などを今一度、確認するよう求めた。また、調剤・監査・交付時等の際にも、患者の病状や処方内容に関する聞き取りを行い、処方内容に疑問点があるときは確認するなどの予防策の実施の検討も求めた。
塩野義製薬は注意喚起の資料に、参考として両剤の名称の由来も記した。ゾフルーザの「フルーザ」は「インフルエンザ」に由来し、XOFLUZA=XO(ノックアウト、~がない)+influenzaの下線部分を組み合わせた名称だとした。ゾコーバの「コーバ」はCOVID-19に由来し、XOCOVA=XO(ノックアウト、~がない)+COVID-19であると紹介した。
日本医療機能評価機構「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業」によると、両剤の取り違えのヒヤリ・ハット事例は2025年12月時点で67件報告されている。