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サノフィ・AZ・アレクシオン LGBTQIA+に関する合同勉強会を初開催 業界全体で多様性の意識高めたい

公開日時 2022/06/23 04:50
サノフィ、アストラゼネカ、アレクシオンの3社は6月16日、性的マイノリティの総称・LGBTQIA+に関する勉強会を初めて開催した。各社だけの取り組みでは限界があるとして、機運を加速させていくために合同勉強会として企画された。事務局では、12月にも再度勉強会を開催し、ゆくゆくは業界全体で多様性に関する意識を高める活動につなげていきたい考え。

◎3社から640人が参加 アンケート調査結果など報告


勉強会は、6月が世界各地でLGBTQIA+の権利を啓発する活動月間「プライド月間」であることから企画され、3社から約640人が参加。各社の状況を把握しようと、3社計217人に対して行ったアンケートの結果が公表された。性的マイノリティの当事者に対し、「これまでの職場で不快な思いをした出来事」について尋ねた質問では、約7割が「あった」と回答。具体的には、「好きな女性のタイプを聞かれるなど、職場内の会話で見かけ上の性別を前提とした質問をされること」、「女性に興味がないのに、合コンに参加させられた」などの声が寄せられた。

一方、当事者以外の人に対し、当事者と接するにあたって、戸惑った経験を尋ねた質問では、「どのような言葉をかければよいかわからない」との回答が相次いだ。これに対し、同性のパートナーと一緒に暮らしているという参加者は、「職場チームの食事会でカミングアウトした際に、メンバーが自然に受け止め、好きなタイプについて話が盛り上がったことで安心した。仕事に対するモチベーションが上がり、会社にコミットメントしたいという気持ちが高まった」との経験を語った。他の参加者からは、「戸惑いは誠実さの表れ。当事者に対し、悩んでいることを率直に伝えることが大切ではないか」との意見や、「カミング前後で人が変わってしまうわけではない。それまでと変わらない関係でいられたらいいと感じた」という声が寄せられた。

◎AZ・ヴォックスストラム社長も動画メッセージ「変化の波を起こすために行動しよう」

勉強会ではこのほか、アストラゼネカとサノフィの担当者が社内の取り組みを紹介した。アストラゼネカは、当事者から話を聞くオンラインセミナーや、当事者同士が安心して話をすることができる場として、社内SNSに当事者のみが入ることができる非公開グループを作成していることを報告した。ステファン・ヴォックスストラム社長も動画メッセージを寄せ、「私たちの業界も変化の真っただ中にある。全員が工夫し、新しいアイデアを提案することで、患者の課題を解決しないといけない。そのためには真にインクルーシブで多様性に富んだ職場で全員が貢献できることが欠かせない。変化の波を起こすために行動しよう」と呼びかけた。

サノフィでは、性的マイノリティを理解し、支援する人たちを指す「Ally」を対象にした取り組みを加速していることを報告。Allyを通じて安心感があるなかで、当事者を交えた意見交換ができるカルチャーを広げていくことを目標に掲げ、ミーティングの開催や、性的多様性を考えるイベントに参加していると説明した。

参加者からは、「子どもの服の色を見かけ上の性別で決めていた。多様性に関心をもって、知識をつけていきたい」といった感想や、「会社で1人1人に100%の力を出していくためにも、性的思考によって当事者を傷つけることや、パフォーマンスを下げるようなことはあってはいけない」といった意見が寄せられた。
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