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アルフレッサ 再生医療等製品の安定供給で新会社「セルリソーシズ」を設立 国内での原料供給に貢献

公開日時 2023/01/11 04:50
アルフレッサHDは1月10日、子会社のアルフレッサが再生医療等製品の安定供給を行う新会社「セルリソーシズ」を設立したと発表した。新会社は再生医療等製品の中間製品(マスターセル)の安定供給を目的とする。すでに細胞培養加工施設である「郡山Cell Processing Center」の建設を東北アルフレッサ郡山物流センター内に進めており、23年3月から稼働させる予定だ。

実用化が進む再生医療等製品の国内市場は、2030年に8500億円規模に達すると推定される。ただ、他家細胞を用いる再生医療等製品は原料の多くを輸入に頼っており、経済安全保障の観点から国内で原料を安定的に供給することが喫緊の課題となっていた。こうした状況にアルフレッサは、再生医療等製品の安定供給に貢献することを目指し、新会社セルリソーシズを設立した。事業内容は、①特定細胞加工物の製造、②再生医療等製品の製造-。

◎セルリソーシズ テラファーマと再生医療等製品の製造事業の譲渡契約を締結

セルリソーシズは同日、テラファーマとの間で再生医療等製品の製造事業の譲渡契約を締結したとアルフレッサHDを通じて発表した。テラファーマの親会社であるテラ社が破産手続きを進める中で、子会社のテラファーマによる事業譲渡の意向を確認できたことがきっかけとなった。セルリソーシズは、自家細胞と他家細胞を取り扱う拠点を保有し、再生医療のサプライチェーンにおける「細胞の抽出・加工」から「再生医療等製品の製造」までの機能強化を図ることができる。

なお、今回の事業譲渡はテラファーマの再生医療等製品の製造事業に係る資産、債務、契約(和歌山県立医科大学との治験契約を含む)および従業員の承継を対象としている。

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