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科研製薬 Axcelead DDPと協業開始 創薬技術・リソースを効率的に活用して画期的新薬創出

公開日時 2023/01/12 04:49
科研製薬とAxcelead Drug Discovery Partners社(本社:神奈川県藤沢市、社長:池浦義典、以下「Axcelead DDP」)は1月11日、画期的新薬の創出に向けた協業に関する契約を締結したと発表した。両社の創薬技術・リソースを効率的に活用することでパイプライン創出エンジンの増強を図り、画期的新薬を継続的に創出することを目指す。

科研製薬は2031年度までの「長期経営計画2031」の中で、「10年間で8品目上市するためのパイプライン確保」を目標の一つに掲げ、フェーズ1以降プロジェクトを常時6品目以上持つことを目指している。このための施策のひとつに「上市確度の向上」があり、具体的には(1)研究開発期間の短縮に向けたプロセス革新・効率化、(2)成功確度の向上に向けたアプローチの多様化――の2つに取り組む方針を示している。今回のAxcelead DDPとの協業により、この2つの取り組みを推進する考え。

科研製薬の堀内裕之社長は、「当社は研究開発期間の短縮、自社創薬の成功確度向上の達成のため、データ駆動型の創薬研究プロセスへの改革に取り組んでいる」とコメント。Axcelead DDPとの協業により、「当社の創薬研究プロセスの改革をさらに加速させ、Axcelead DDPとONE TEAMとなって画期的新薬を創出する」としている。

◎Axcelead DDP・池浦社長 「当社が科研製薬のパイプライン創出エンジンとして重責を担う」

Axcelead DDPは17年7月に武田薬品の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダー。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供している。

Axcelead DDPの池浦義典社長は、「今回の科研製薬との協業は、同社の長期経営計画達成に向けた施策の一つであり、当社が科研製薬のパイプライン創出エンジンとして重責を担うことになる」との認識を示した。そして、「これは両社が互いの強みを活かして新薬創出に取り組む前例のない協業スキーム。Axcelead DDPがこれまで蓄積してきた創薬のケイパビリティを最大限に発揮し、科研製薬と密に連携することで、革新的な医薬品の創出に貢献する」とコメントした。同社は、新規創薬ターゲットの創出からINDに至るまでの複数の創薬プロジェクトを最速で臨床ステージまで推進する。
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