メルクバイオファーマ ジェレミー・グロサス氏が7月1日付で社長就任 前職は米国サノフィVP
公開日時 2023/05/30 04:50
独メルクの日本法人で、医療用医薬品事業を展開しているメルクバイオファーマは5月29日、ジェレミー・グロサス氏(写真)が7月1日付で社長に就任するトップ人事を発表した。グロサス氏は、直近では米国サノフィのバイスプレジデントとして、インフルエンザ・フランチャイズのマーケットヘッドを務めた。グロサス氏は6月に独メルクに入社する。メルクバイオファーマの現社長のアレキサンダー・デ・モラルト氏は、アジアパシフィックリージョンのシニアバイスプレジデントに就く。
グロサス氏はこれまでグローバルビジネスおよび製薬業界でキャリアを積み、2002年から09年にルノー・ニッサン社のフランス、日本、インドでファイナンスの職務に従事した。11年にサノフィに入社し、14年に日本法人の糖尿病マーケティング部門ヘッドに就任。17年から19年まで韓国サノフィの糖尿病・循環器事業のジェネラル・マネージャー、19年から22年までサノフィパスツールのワクチンビジネスユニットの日本ジェネラル・マネージャーを務めた。直近は米国サノフィのバイスプレジデント。
11年に米国ダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネスにてMBA取得。45歳。