FIRM 代表理事会長にJ-TECの畠賢一郎社長を再任 代表理事副会長にはアステラス製薬の山口秀人氏
公開日時 2025/06/10 04:47

再生医療イノベーションフォーラム (FIRM)は6月9日開催の定時社員総会後の理事会で、次期代表理事会長にジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)代表取締役社長執行役員の畠賢一郎氏を選任し、同日付で就任した。一期2年代表理事会長を務めた志鷹義嗣氏は退任し、アステラス製薬CMCディベロップメント原薬研究所所長の山口秀人氏の代表理事副会長就任も決まった。
畠氏は、前・志鷹代表理事会長の前任として2019年6月から4年間、FIRMの会長を務めた。会長就任にあたり畠氏は、「代表理事会長に再任し、重責をあらためて実感し、身の引き締まる思い」と強調。「日本が誇るアカデミアの優れた技術シーズを社会に実装することは、産業界の使命であり、国際競争力の源でもある。一方で、医療を安定的に提供するためには、さまざまな課題に向き合わなければならない」と述べ、J-TECでの経験をもとに、「再生医療が果たすべき役割を広い視野で捉え、イノベーションを通じて課題解決に取り組んでいきたい」と抱負を語った。