ビーワン 食道がんに対する抗PD-1抗体・テビムブラ点滴静注を発売
公開日時 2025/07/02 04:48
ビーワン・メディシンズは7月1日、根治切除不能な進行・再発の食道がんを効能・効果とする抗PD-1抗体・テビムブラ点滴静注100mg(一般名:チスレリズマブ(遺伝子組換え))を発売した。薬価は100mg10mL1瓶 21万4498円(1日薬価:2万428円)。中医協資料によると、8年後のピーク時で売上406億円が見込まれている。
承認申請は、1次治療(化学療法併用)と2次治療(単剤療法)の試験成績に基づいて行われ、用法・用量は「フルオロウラシル及びシスプラチンとの併用において、通常、成人には、1回200mgを3週間間隔で60分かけて点滴静注する。がん化学療法後に増悪した根治切除不能な進行・再発の食道がんに対しては、本剤を単独投与することもできる。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分まで短縮できる」となった。
同じ抗PD-1抗体のキイトルーダとオプジーボも「根治切除不能な進行・再発の食道がん」の効能・効果を持っている。