サノフィ アストラゼネカからRSウイルス感染症予防薬・ベイフォータスを承継 コ・プロは継続
公開日時 2025/07/22 04:51
サノフィは7月18日、アストラゼネカが有するRSウイルス感染総予防薬「ベイフォータス筋注50mgシリンジおよび同100mgシリンジ」(一般名:ニルセビマブ)の製造販売承認を承継したと発表した。承継は25年8月としており、両社はベイフォータスのコ・プロモーションを引き続き行っていく方針。
ベイフォータスは長期間作用型のモノクローナル抗体で、RSウイルス感染症の重症化を防ぐことが期待できる。両社はグローバル本社同士で、2017 年 3 月にニルセビマブの開発および商業化に関する契約を締結した。この契約に基づき、アストラゼネカは開発および製造を主導、サノフィは商業化活動を主導し、収益を計上している。なお、両社は米国を除くすべての地域でコストと利益を折半している。
日本では2024 年 3 月に日本で承認され、同年 5 月に発売された。グローバル本社同士の契約に基づき、アストラゼネカが開発と製造を主導、サノフィが商業化を主導している。