自民と維新の連立樹立加速する社会保障制度改革女性初の自民党総裁誕生から公明党の連立離脱、日本維新の会との連立合意と目まぐるしい政局の末、高市早苗自民党総裁が第104代内閣総理大臣に就任し、新政権が発足した。高市首相は17の戦略分野に「創薬・先端医療」や「合成生物学・バイオ」「ＡＩ・半導体」などを掲げ、「官民連携の戦略的投資を促進する」と明言。一方、維新との連立合意により、OTC類似薬を含む薬剤自己負担の見直しや、金融所得を反映した応能負担の徹底など社会保障の「給付と負担」を巡る制度改革の議論も加速している。（梅澤平）「肝は『危機管理投資』」総合経済対策にも明記「我が国の課題を解決することに資する先端技術を開花させることで、日本経済の強い成長の実現を目指す。この内閣における成長戦略の肝は『危機...