日本新薬は10月10日、関西経済連合会が主催する「KANSAI DX AWARD 2025」において、金賞（大企業部門）を受賞したと発表した。同社では、「全員が取り組むDX～現場から広がる共創のかたち～」をテーマに、業務効率化や業務変革、人事制度と連動したDX人財の育成など、全社的な取り組みを推進している。アワードでは、他企業や自治体と連携したDXの仕組みづくりや、DX人財の育成に注力している点が高く評価されたという。

アワードは関西地域における先進的なDXの取り組みを表彰するもので、先進事例の発信を通じて、関西でのDX推進の機運醸成やブランド力向上を目的としている。グランプリのほか、大企業や中堅・中小企業の各部門で取り組みを紹介している。

同社は「今後も『DXは競争ではなく共創』という理念のもと、産官学連携を深めながら、DXを通じて持続可能な成長と地域社会への価値創出を目指していく」としている。