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塩野義製薬・手代木社長 JT医薬事業獲得で新たな研究開発体制が始動 QOL疾患確立に意欲

公開日時 2026/02/02 04:48
塩野義製薬の手代木功代表取締役会長兼社長CEOは1月30日の2025年度第3四半期決算説明会で、JT医薬事業の獲得により、QOL疾患領域を「感染症に次ぐ第2のフランチャイズとして一日でも早く確立していきたい」と意欲を見せた。低分子の研究者ら約670人とAI・量子コンピュータを使った先端技術プラットフォームを掛け合わせて「革新的な医薬品を創出し、グローバルに提供するための新たな研究開発体制が始動した」と説明。「これまでの体制では新たな領域に人数を割り振るのが難しかったが、それなりの数を感染症とQOL疾患に振り分けられることができる」と意義を強調した。

◎米国市場 希少疾患事業の確立で中長期的な成長へ

手代木社長は、米国における希少疾患事業の確立にも意欲をみせた。25年度には、田辺ファーマからエダラボン事業も買収したことで、人材やノウハウ、患者ネットワークのつながりなど事業基盤を獲得した意義を強調。脆弱X症候群などを対象疾患とするZatolmilastや、ポンペ病を対象疾患とするS-606001などの希少疾患領域の上市を見据える。米国に事業基盤があることで、パイプラインの上市を見据えた販売体制を構築でき、「発売後の速やかな拡大を目指す」として、中長期的な米国事業の拡大に意欲をみせた。
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