メディパルHD・渡辺社長 リンパ腫再発で入院加療中と公表 「治療計画に沿って早期復帰を目指す」
公開日時 2026/06/25 04:50
メディパルホールディングスは6月24日、入院加療中の渡辺秀一代表取締役社長のメッセージを公表した。渡辺社長は、「再び病床からのメッセージになることを深くお詫びする」とした上で、リンパ腫の再発が判明したため再入院し、薬物治療に専念していることを明らかにした。
2026年度は、5カ年の中期経営計画「2027メディパル中期ビジョン」の最終年度にあたり、PALTACの完全子会社化も控える。「グループとして新たな可能性が広がっていく大きな1年になる」との認識を示す一方、このような時期に経営から離れることは「誠に心苦しい限り」と吐露しつつ、「治療計画に沿って早期復帰を目指す」とコメントした。
この日は株主総会の開催日ということから、「直接株主の皆さまにお目にかかれることを心待ちにしていただけに、大変無念でならない」との心境も語った。また、長福恭弘代表取締役副社長が社長業務を代行することを改めて自ら報告した上で、「会社としての方向性も意志も何ら変わることなく、グループ一丸となって事業を推し進めていくので、安心いただきたく思う」と呼びかけた。
渡辺社長は25年5月に、入院してリンパ腫治療に専念するとして社業から一時的に離れ、長福氏が社長業務を代行した。治療が順調に進み症状が改善したことから同年7月末に退院、10月2日から社長業務に復帰していた。「病後の心身に気を配りつつ社業に邁進していた」(渡辺社長)が、1カ月ほど前から風邪気味の症状が続き、各種検査を実施したところ、リンパ腫の再発が判明したという。
同社は今月9日に渡辺社長の入院を発表していたが、当時は病名を「個人のプライバシーに関わる」として公表していなかった。