タケプロンとアスピリンの配合剤やG-CSFバイオシミラーなど承認

公開日時 2014/03/26 03:51
  • Twitter
  • 印刷

配合剤やバイオシミラーが3月24日に承認された。1月~2月の薬食審・医薬品部会に承認了承が報告されていた医療用医薬品。

 
各社の発表や取材で分かった承認品目は次のとおり。
▽タケルダ配合錠(ランソプラゾール/アスピリン、武田薬品):胃潰瘍や十二指腸潰瘍の既往があり、狭心症や冠動脈バイパス術、経皮経管冠動脈形成術施行した患者に対する血栓・塞栓形成の抑制を効能・効果とする新医療用配合剤。
 
アスピリン100mgとランソプラゾール15mgを配合したもので1日1回投与。血栓予防に用いるアスピリンの副作用である胃粘膜障害を、胃酸分泌抑制作用のあるPPI製剤ランソプラゾールも合わせて投与することで抑える。アスピリンとPPIの配合剤は日本で初めて。
 
▽ラコールNF配合経腸用半固形剤(各種栄養成分配合 イーエヌ大塚製薬):胃ろうなど長期にわたり経口摂取が困難が患者に対する経管栄養補給を効能・効果とする類似処方医療用配合剤。
 
液体の製剤では、体内での逆流や下痢のおそれがあった。ゼリー状の半固形にすることで、逆流や下痢を防ぐとともに、100gあたり2~3分の投与の短時間化を実現した。投与量は1日1200g~2000g(1回最大600g)。医療や介護の現場では独自の工夫で固めて投与するケースはあったが、半固形化製剤が製品化されるのは初めて。
 
▽エネーボ配合経腸用液(各種栄養成分配合、アボットジャパン):「一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する」ことを効能・効果とする類似処方医療用配合剤。
 
▽フィルグラスチムBS注75μgシリンジ「サンド」、同注150μg、同注300μg(フィルグラスチム遺伝子組換え、サンド):「がん化学療法による好中球減少症」などを効能・効果とする遺伝子組換えヒト顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)製剤の3番目のバイオ後続品(バイオシミラー)。先行薬はグラン(協和発酵キリン)。13年5月にバイオシミラー2剤が発売され、持田製薬と富士製薬、日本化薬とテバ製薬がそれぞれ販売にあたっている。
 
そのほか20日には、ノバルティスファーマが販売する加齢黄斑変性などの治療薬ルセンティスの新しい剤型として、あらかじめ薬剤が充填されたプレフィルドシリンジ製剤である硝子体内注射用キット10mg/mLが承認された。薬液の移し替えや針の交換が不要にし、患者への感染リスクを低減する。ノバルティスファーマが25日に発表した。
 
<訂正>(3月26日16:15)
最後の段落の下線部を訂正しました。
 
関連ファイル

関連するファイルはありません。

 

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(1)

1 2 3 4 5
悪い   良い

 

 

広告

広告

広告

広告

広告

広告

市場に密着した医薬情報&マーケティング誌

  

9月号特集
(Promotion)

破壊的イノベーションが製薬企業を変える!

エコシステム構築でヘルスケア産業の足場を

 

 

9/1発行

バックナンバー

 

ミクス編集部のtwitter

 

ミクスOnlineのモバイルサイトは下記QRコードよりアクセスしてください

QRコード

http://mobile.mixonline.jp/