NPhA・南野会長 「卸とは運命共同体」、関係構築に努力 卸連セミナーで

公開日時 2018/11/09 03:50
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日本保険薬局協会(NPhA)の南野利久会長は11月8日、東京都内で開催された日本医薬品卸売業連合会セミナーで講演し、自分たちが価格交渉に熱心になりすぎていやしないかと振り返りつつ「私は卸さんとは運命共同体と思っている。よい関係を今後構築できるように努力を惜しまずやっていきたい」との姿勢を示した。

南野会長は、卸との関係について「過ぎたるは猶及ばざるが如し 及ばざるは過ぎたるに勝れり」との言葉を引いたうえで、「私たちは、あまりにも一生懸命になりすぎて、価格交渉を過ぎたものにしてしまえば、これは及ばないものになってしまう。『及ばざるは過ぎたるに勝れり』ですから」と述べ、運命共同体としての関係構築に努力すると表明した。

薬局ごとに異なる患者負担「説明できない」

また、調剤基本料に5つの点数が設定され、地域支援加算の算定の有無などで、薬局ごとに患者窓口負担に差が生ずることを挙げ、患者からは理解が得にくいことを指摘した。基本料が41点(地域支援体制加算算定)と、20点の薬局(地域支援体制加算不算定)の例を挙げ、合計で処方せん1枚あたり560円の差が生じ、3割負担では168円の差異が出る計算を紹介し、「我々から(患者に)説明できない」と述べた。

「厳しい競争時代に突入」 ドラッグストアの台頭で

南野会長は、調剤薬局業界の環境に触れ、「厳しい競争時代に突入する」との見方を示した。18年度調剤報酬改定で営業利益率の低下を余儀なくされ、実質的な出店抑制を迫られる一方で、ドラッグストアが台頭し、敷地内薬局の出店も増える可能性を示しながら、街なかの薬局、チェーン薬局と4者による競争が激しくなるとした。敷地内薬局については、「敷地内薬局は考えないという医療機関の方もいるが、近くて安いという患者さんの声が届き、患者さんに敷地内に薬局がないのですかと言われると、好むと好まざるとに関わらず増えていくのではないか」と話した。

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