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日本リリー 申請中の乾癬治療薬イキセキズマブ 鳥居と共同販促契約を締結

公開日時 2016/01/12 03:51

日本イーライリリーと鳥居薬品は1月8日、日本リリーが開発して承認申請中の乾癬治療薬イキセキズマブ(遺伝子組換え)について、鳥居と共同販促する契約を締結したと発表した。日本リリーは皮膚疾患領域に初参入となるため、皮膚疾患を重点領域のひとつに位置付ける鳥居と提携することにした。鳥居は乾癬の適応などを持つ外用副腎皮質ホルモン剤アンテベートなどを販売しており、今回の提携で皮膚領域の製品ラインナップを強化する。

日本リリーは具体的な申請日は明らかにしていないが、同社は15年8月に承認申請したことを公表している。

イキセキズマブの承認取得後は、製造、販売、流通は日本リリーが担当し、情報提供・収集活動を両社で行う。MR数は鳥居が473人(15年6月現在)。日本リリーは1850人体制(15年3月現在)だが、イキセキズマブを手掛ける自己免疫事業本部所属のMR数は開示していない。

乾癬は、皮膚に現れる慢性の非伝染性の自己免疫疾患。免疫システムが皮膚細胞の成長サイクルを加速させるよう間違ったシグナルを送ることで発症する。これまでにインターロイキン17A(IL-17A)が過剰な角化細胞の増殖と活性化に主要な役割を果たすことがわかっている。イキセキズマブはIL-17Aに高い親和性を持って特異的に結合し中和するヒト化抗ヒトIL-17Aモノクローナル抗体で、皮下注射で投与する。申請時の予定適応症は「中等症から重症の尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症」。

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